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審査を突破せよ!広告文の最終チェックポイント

~リスティング広告ガイド<初級編>~ VOL.3

審査をくぐり抜ける広告文の最終チェックポイント

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リスティング広告には、必ず審査というステップが存在します。入稿後、広告審査が完了してやっと実際に掲載されるという仕組みです。GoogleとYahoo!がそれぞれにガイドラインを持っており、それに沿った広告文や遷移先LP(ランディングページ)でなければリスティング広告の出稿はできません。
今回は、リスティング広告を掲載するためには避けることができない、広告審査をスムーズにクリアするためのチェックポイントをご紹介します。

リスティング広告文の審査とは

リスティング広告の審査対象となる項目は以下の3つです。
①キーワード…広告文と関連性のあるキーワードかどうか
②広告文…ガイドラインに沿った文章になっているか
③広告のリンク先ページとウェブサイト…遷移先LPとキーワードの関連性はあるか、コンテンツ内容はガイドラインに沿っているかどうか

審査にかかる日数については、GoogleとYahoo!それぞれ公式に発表されている審査機関は以下のようになっています。

Googleアドワーズ:ほとんどの場合1営業日以内
Yahoo!プロモーション広告:通常3営業日

ただし、個別に特別なガイドラインがある業種を除いては、公式発表にある日数ほど時間がかからない場合も多いです。

審査のタイミングは、Googleアドワーズは「キーワードや広告文の追加、編集を行った場合、その都度審査が行われる」とありYahoo!プロモーション広告は「広告掲載開始前、もしくは開始後に審査を行う」となっています。
Googleアドワ―ズの「編集を行った際の審査」については、Yahoo!プロモーション広告も同様で、新しく広告文を追加した場合、ステータスには「配信停止(広告が審査中)」と表示されるようになり、その間広告は表示されません。

また、この審査以外にも、随時クローラーが配信状況や内容を不定期でチェックしており、はじめの審査が完了した後にも掲載が不可になる可能性も大いにあり得ます。実際に、入稿直後の審査には通って配信をしていたものの、入札単価を上げて表示回数を増やしたとたんに審査にかかり、掲載が停まったというケースも起こっています。
これにより、審査完了後にガイドラインに違反するLP内容に変更してしまうなどといったことは出来ないようになっていますのでご注意ください。

つまり、審査は「入稿直後と配信中の不定期で」行われています。配信が開始できたからといって安心はせず、定期的にアカウント状況はチェックしておく必要があると覚えておきましょう。急な表示回数の減少などに気づくためにも、日ごとの平均数値は常に把握しておくのが理想です。

また、業種によっては規定の日数をオーバーしても掲載が開始されない場合もあるようです。一度(あるいは数回)掲載不可があったアカウントもまた、システムクローラーではなく人が審査を行うケースもあるようです。

事後審査になる場合は、入稿が完了した瞬間から掲載が開始されます。これは、審査完了というわけではなく、「保留」の状態です。この場合、数時間~1日のあいだに審査されることがほとんどですので、入稿後の初動には十分に注意しておきましょう。

広告文作成における便利ツール

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広告文の作成には、いくつかのルールが存在します。
例えば、「No.1」などの最上級表現は原則として認められておりません。どうしても使用したい場合は、そのデータの裏付けとなる第三者の検証結果をLP内に分かりやすく掲載しておく必要があります。
商標登録されているブランド名や会社名も使用できない場合が多々あります。Googleアドワ―ズでは広告を登録する際にエラーが出て事前に分かるケースもありますが、Yahoo!プロモーション広告では広告登録後の審査になります。実例でいうと、「CHANEL」や「UNIQLO」「ユニクロ」などは商標登録されているため、広告文には使用できません。

また、リスティング広告文には、使用できる文字数に制限があります。
Googleアドワーズは、広告のリンク先URL以外は全角と半角、どちらも入力が可能です。

①広告見出し:全角15文字 または 半角30文字
②表示URL  :全角17文字 または 半角35文字
③広告文1    :全角19文字 または 全角38文字
④広告文2   :全角19文字 または 全角38文字
⑤リンク先URL:半角2,048文字

Yahoo!プロモーション広告では、半角が使用できません。最新のアカウントでは、英数字を除く半角カナは自動的に全角に変換される仕様になっています。

①タイトル :全角15文字
②表示URL:半角29文字
③説明文1  :全角19文字
④説明文2  :全角19文字
⑤リンク先URL:半角1,024文字

これらガイドラインのごく一部をご紹介しましたが、全てを理解した上で効果的・魅力的な広告文を作成することは容易ではありません。そこで、リスティング広告文をスムーズに作成するための便利な無料ツールがあります。Yahoo!プロモーション広告の、公式ラーニングポータル内にある『広告文作成ツール』です。

ツールURL:http://promotionalads.yahoo.co.jp/online/ydn_generator.html

実際にアカウントを運用していなくとも、ビジネスIDさえ持っていれば無料で使える便利ツールですので、是非ご活用ください。

このツールでは、まずリスティング広告で実際に売りたい商材やサービスを決めます。続いて「話題」「限定」「使いやすい」「送料無料」などのアピールポイントを、ボタンを押下して選択します。最後に遷移先URLを入力すれば、いくつかの広告文候補が自動的に生成されるのです。自動生成された広告文は、一部編集も可能です。

広告文を考えるのは、正直億劫な作業でもあります。頭を悩ませる手間を少しでも軽減するためのヒントとしても、非常に便利な参考ツールです。

もし審査に落ちてしまったら

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故意に掲載ガイドライン違反をするのはいけませんが、細かすぎるといっても過言ではないこのガイドライン。違反ポイントに気づかず結果的に入稿規定違反となってしまうケースも起こり得ます。審査の結果が掲載不可になってしまった場合には、焦らず、「なぜ掲載不可になったのか」「入稿規定違反になっている箇所はどこか」を突き止めましょう。

最近特に目立つようになってきているのが、ダイエットや健康をサポートする健康食品や栄養機能食品などにおける、効能効果を謳った表現です。「優良誤認」という理由で掲載不可になってしまうケースが増えてきています。
効果効能を謳うことは基本的に許されておりません。

アカウントの審査結果理由が記載されているのを見ても理解できない場合には、サポートへメールや電話で問い合わせもできます。全ての不可箇所の修正方法を教えてもらえるわけではないですが、自力での判別が難しいときは直接GoogleかYahoo!に問い合わせをしてみるのがおすすめです。

もし掲載不可となってしまった場合でも、悪質なものでなければ、修正後に再審査を依頼することが可能です。再審査に通れば掲載ができるようになりますので、一度掲載不可となってしまっても焦らず、原因を明らかにしてしっかり修正していきましょう。

GoogleやYahoo!が定める掲載ガイドラインは、あくまで検索ユーザーの利便性を考えた内容になっています。ガイドラインに沿うことで、広告を見せたいユーザーにとってより良いリスティング広告になるだけではなく、自分たち広告主にとっても掲載メリットが大きいという点は忘れてはいけません。決められた範囲内で最高の広告出稿ができるよう趣向を凝らすことが大切です。

PROFILE

住谷 徳人

株式会社電通西日本 

コミュニケーションプランニングセンター 

プランニング部 兼 デジタルビジネス部 兼 メディアビジネス部 

デジタルマーケティングプランナー

2010年某通信会社にて、営業・企画・バックヤードに関する業務に従事。2015年電通西日本に入社。 入社から3年間、デジタルマーケティングプランナーとして、BtoB企業(給湯、半導体、地下タンク、駐車場、繊維、鉄鋼、電子・電気)を中心に、幅広い業種のデジタルコミュニケーション領域を担当。マーケティングオートメーション領域を中心に、デジタルコンテンツやシステムを活用したデータ統合的なマーケティングを実践。最近では、マスメディア×デジタルのコミュニケーションへと領域を拡大し、更なるコミュニケーション領域の拡大へ邁進。

■上級WEB解析士

■.comMaster

※このコラムは執筆者の個人的見解であり、株式会社電通西日本の公式見解を示すものではありません。
※このサイトに記載されている社名・商品名・サービス名等は、それぞれの各社商標または登録商標です。

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