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コラム

UNIVERSITY×SDGs

~令和USP研究所⑥
なぜ大学はSDGsに熱心に取り組むのか?

image01NHK『大学生とつくる就活応援ニュースゼミ』サイトより」

新型コロナで世間がざわついている状況ではあるが、例年のように大学生の就職活動は行われている。ただ、2021年3月卒業の大学生の就職率は96.0%と過去2番目の下落率となり、コロナの影響がまさに深刻化することとなった。

リモートでの就職活動

chara02デイP

「先日、大学の後輩から就職活動のOB訪問を受けたのよ」
デイPが語る。
「へぇ~。直接会ったのですか?」

chara03スミチェル

スミチェルが尋ねる。
「ううん。WEBで。リモートで面談したの」
「やっぱり今の時代そうなりますよね」
「そうね。でもなにかかわいそうだったわ。慣れてなさそうで」
「う~ん。コロナ禍が収まるまではしょうがないですかねぇ」
「けどね、SDGsについて熱心に質問されたのはびっくりしたわ」
「ああ、最近では小学校の教科書にもSDGsが掲載されるようですから、大学生も意識が高いんでしょうか?」

chara01ニシヤン

「いやいや、ひとえにそうとは言えないみたいです」
「えっ、そうなの!」
少し驚いてデイPが聞き返す。ニシヤンは得意そうに説明する。
「実は、最近の就活生は企業を選ぶときの基準としてSDGsの目標でもある『この会社は従業員の働き方に気を配っている』とか『社会的課題を解決するためにこんな事業をしている』といった点を重視しているのですよ」
「そっか。すると企業としてもSDGsに取り組むことで、優秀な人材、意識の高い人材を集められるというメリットが生まれるのね」
「そうですね。最近の企業のコミュニケーションも『持続的な社会貢献活動をしています』というメッセージがよく見られるようになりましたね」
「ホントによくCMも見かけるわよね。ところで大学のSDGsへの取り組みはどうなのかなあ? 企業に求めるだけじゃなく、大学もSDGs活動に取り組んでいるのかしら?」
「ああ、それだと毎年発表されている『THEインパクトランキング』というものが参考になるかもしれませんよ」
スミチェルが情報を与えてくれる。
「THEインパクトランキング?」
「聞き慣れていない言葉にデイPが聞き返す。
「『THEインパクトランキング』は、国連サミットで採択された持続可能な17の開発目標(SDGs)に対して、大学が研究や社会貢献活動を通じていかに取り組んでいるのかをランク付けしたものなのです」
「へぇ。そういうランキングがあるのね」

image02「これは「Times Higher Education」というイギリスの高等教育専門誌がSDGsの枠組みを使って可視化した世界の大学ランキングです」
「そうなの?。日本の大学のランキングはどうなの?」
「2021の総合ランキングでは、日本勢は東北大学、広島大学、筑波大学、京都大学、岡山大学、北海道大学、東京大学の7大学が101-200位にランクインしています」

image03

「へえ、日本の大学も頑張っているのね。岡山大学は昨年の200番台からジャンプアップしているわね。なにかトピックスがあったのかしら」
「岡山大学は総合で国内の他大学と同列1位、他エントリーしている全てのゴールでランクインしていますね。地域と連携した医療・福祉サービスの提供活動が特に高く評価されているようです」
「地域と連携した取り組みが評価されているわけね」
「ええ、やはり自分の組織だけではなく、いかに他と連携してSDGs活動の輪を広げるかが大切なのでしょう」
「岡山大学のHPを見ると、国内だけではなく海外とも連携してSDGs活動を行っていますね」
ニシヤンが感心したように話す。
「それだけじゃなく人材育成も行っているみたいね」
「学生を中心としたSDGs活動も活発に行っているみたいですよ」

image04「ホント、すごい!」
「これじゃあ就活の面接で『御社のSDGs活動は』って聞くはずですよねえ……」
「そうねぇ……」

image05【22卒就活生のアンケート調査】実施概要
実施期間: 2021年5月11日~5月27日
対象者 : 2022年卒業予定の大学生
集計数 : 758名
方法  : インターネット調査
※1)就職みらい研究所リリース文書
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001088.000011414.html)

キャスト紹介

PROFILE

廣瀬 亘

電通西日本
地域経済貢献プロジェクト室
ビジネスデベロップメントディレクター

1996年、電通西日本に入社。広島支社にて営業職を務め大手紳士服販売会社、大手移動体通信キャリアをアカウントプランナーとして担当。地域電通発足時に企画営業スタイルを創造する。 その後内勤職としてプロモーションとマーケティングを融合させたソリューション・セクションの立ち上げに従事。2011年大阪本社に異動後コミュニケーションプランニングセンターに所属し新規ビジネスの開発に携わる。近年は、数字では見えないクライアントとユーザーとの関係性。たとえば共感・愛着・信頼が生み出す価値を重視してプランニングすることを目指している。

■日本マーケティング協会 マーケティングマスター

■上級ウェブ解析士

※このコラムは執筆者の個人的見解であり、株式会社電通西日本の公式見解を示すものではありません。
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