インタビュー

コミュニケーションプランニングセンター

馬場 あゆみ

Ayumi Baba

地域ブランディング クリエーティブ 統合プロモーション

目指したのは型にはまらないクリエーティブ

クライアントと密なコミュニケーションを取りながら、課題解決に効果的なプロモーションを提案。クライアントとともに地域の活性化に貢献します。

型にはめないコンセプトを創る

地域に根ざした総合広告代理店として、クライアントと密にコミュニケーションを取りながら、課題解決につながる施策を提案します。2018年より関わらせていただいいているのが香川県高松市仏生山町にある「仏生山の森」という複合施設のプロデュースです。施設コンセプト開発、クリエーティブディレクションを担当しています。仏生山町は、近年温泉や病院などの施設が続々と新しくなり、いま地域開発が進む勢いのある町です。そこの農業試験場跡地で、農業をメインに地域の人が集まり楽しめる施設を作りたいというお話をいただき、お仕事が始まりました。施設プロデュースを行う場合、通常コンセプトをがっちりと固めてから、店舗や施設の具体的な内容を詰めていきます。しかし今回、クライアントの社長から「コンセプトを固めることは、裏を返すと身動きが取れなくなることでもある」という意見を聞いて、改めて地域の規模や市民性を把握しながら施策を考えることの重要さを実感しました。社長をはじめ、社員の方々はとても熱意があってユーモア溢れる方ばかりです。何度も意見交換を重ね、最終的に特定のコンセプトでひと括りにして進めるのではなく、「仏生山の森」に関わる人たちの様々な想いを体現するためのコンセプトを創ることにしました。

人のぬくもりや自然の魅力が届くツールに

そのコンセプトとは「仏生山えんじん」という造語です。「エンジン」「縁人」「園人」と3つの意味があります。時の流れとともに、仏生山町の自然も変化しますし、施設に訪れる人々の目的もそれぞれ違います。この場所が仏生山町の魅力を発信するエンジンとして機能すること。この場所が人と人とのご縁をつなげるきっかけになること。この場所が仏生山町の自然の素晴らしさを伝え、自然を大切に育む人の心を育てていくこと。仏生山の森が目指すべき方向性を表す指針となる言葉です。それに沿っていればあとは自由にいろんなことに挑戦して構いません。施設のロゴやコンセプトブック、ショップカードなども、この考えを軸に制作しています。

「仏生山の森」には、畑の野菜が食べられるレストランやカフェ、野菜の収穫から体験できる料理教室、年間数千種類の花が咲くガーデンと、のんびりと過ごせる空間が広がっています。人々の暮らしや移りゆく季節に合わせながら、人も自然もありのままに、ここで変化しながら、地域の人に親しまれる場所となってほしいと思っています。
*仏生山の森サイト https://busshozan-no-mori.com/

クライアントと一緒に最適解を見つける

「仏生山の森」がオープンした後、営業前からお客様の行列ができたり、テレビでの紹介やSNSヘのアップと、地元の方を中心にご好評の声をお聞きし、またクライアントの社長から「このプロジェクトを女性に相談してよかった」というお言葉もいただきました。電通西日本では女性を中心としたチームがあり、年齢も幅広く、女性視点からクライアントの課題解決に取り組んでいます。このお仕事でも様々な女性の意見を参考にしています。私たちが向き合うエリアは、その地域ごとに伝統や風土、市民性が違います。クライアントとお互いに率直な意見を伝え合いながら、課題解決のための答えを一緒に見つけることが地域密着型の総合広告代理店の使命だと考えています。「仏生山の森」もまだまだこれからです。社長も社員の方々も、色々なアイデアを持っています。それをお客様も巻き込みながら、より良い形に膨らませていき、地域全体で施設及び仏生山町を盛り上げていけることが理想の形です。

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