インタビュー

コミュニケーションプランニングセンター

松田 脩

Osamu Matsuda

統合メディア クリエーティブ 統合プロモーション デジタル・テクノロジー 地域ブランディング

認知度だけでなく、利用意向の向上に寄与

リアルボイスは、やっぱり強い!自分ごと化できるコンテンツで、課題解決につながる情報を提供できる「よりそうサイト」になることを目指しています。

金融支援企業からの熱いオーダー

広島支社に勤務して、コミュニケーションのプランニングを担当しています。クライアントは民間企業から公的機関まで幅広く、今回は、中小企業に融資保証や経営支援サービスを行っているある金融支援企業のケースを紹介します。
私が担当したクライアントの課題は、融資保証の認知が高い一方で、経営支援サービスの認知が極めて低いこと。いくら保証をしても、その企業に業績を立て直せるポテンシャルや、成長できる力がなければ、保証した資金を水に流すようなものです。それでは、本当の意味で企業を助けることにはなりません。実際、融資を受けても経営状態を改善できない企業はたくさんあります。
こうした背景のなか、経営支援サービスの認知を促進する提案をしてほしいという依頼がありました。このサービスを利用する中小企業が増えることによって、保証をした資金が活かされ、地域経済の活性化にもつなげたい。そんな熱意が伝わってくるオリエンでした。その思いを受けて、テレビCMやデジタル広告など、認知度を上げるさまざまな手段を検討し、そこで興味を持った人をWEBに誘導するメディア設計を提案。受け皿となるWEBには、経営支援サービスのスペシャルサイトを立ち上げ、ここで発信する情報の内容が最も大切であるという共通認識のもと、広報活動はスタートしました。

リアルボイスは、やっぱり強い

スペシャルサイトで発信する情報は、実際に経営支援サービスを利用している、経営者の生の声を動画で届ける事例紹介案が採用されました。実は、いろいろな仕事をしている人に会って、話を聞くことが大好きなので、個人的にも願ったりかなったりでした。もちろん、同じ地域で事業を起こし、同じような悩みを抱えている経営者のリアルな姿とメッセージが、有効的なコミュニケーションという確信はありました。
出演候補者は、経営支援サービスを必要とされる方々の課題と業態を想定して、クライアントに推薦していただきました。取材に行った先々で感じたのは、仕事に対して真摯な方ばかりだということ。質問にも、撮影にも、誠実に対応してくださいました。何度も足を運ぶうちに、町にも人にも親近感がわいて、今は、地元で教えてもらったおいしい漬け物にハマっています。
出来上がった動画は、経営者の人柄や仕事場の熱量がリアルに伝わるものになったと思います。この動画をもとにして、WEBに誘導する入口となるテレビCMとデジタル広告を制作。地元ではとても好評で、「つづきを見たい」とスペシャルサイトのアクセス数が伸びました。資料請求のダウンロード数も増加したことから、認知度だけでなく利用意向の向上にも、一定の成果を上げることができたと思っています。

他地域でモデルケースになった広報事例

この広報活動は、全国各地域の関連企業の広報事例として、他地域からのヒアリングが増加したと聞いています。「お手本にします」という声もあったそうで、この評価を一過性のものにしないことが、今後の課題です。
そこで、支援事例を紹介するスペシャルサイトは、新しい動画を随時追加できるようアーカイブになるように設計しました。経営支援サービスは業種によって内容が異なるため、具体的に自分ごと化しにくいという側面があります。今はまだ、支援事例の種類や数が十分ではありませんが、さまざまな業種の経営者をコツコツと取材して、動画を増やしつづければ、自分ごと化できる体験談に出会える確率は高くなるはずです。一人でも多くの方に、経営支援サービスの存在と意義を知っていただけるよう、ライフワークとして継続して行きたいと思っています。
そして、WEBの特性を活かしてコンンテンツの見直しと改善を繰り返し、中小企業の経営者に寄り添って、課題解決につながる情報を提供できる「よりそうサイト」になることを目指しています。

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