全国初となる営業しながらの保存修理工事で、継続的な活性化を。
道後温泉本館は、平成6年(1994)に日本で初めて重要文化財に指定された公衆浴場で、その歴史的、文化財的価値を次代に引き継ぎ、維持保存していくために、重要文化財である公衆浴場として全国初となる『営業しながらの保存修理工事』を2019年1月から進めてきました。「営業をしながら、工事をする」「工事をしながら、営業をする」という形で、本館を上から一望できる冠山にある「空の散歩道」に足湯を設けたり、工事中に使用する素屋根テント膜をアート化したり、工事見学会を開催するなど、道後温泉を継続的に活性化していくために、工事中だからこそ楽しめる様々な取り組みを行なってきました。そして2024年7月11日、約5年半ぶりに全館営業再開となったのです。

道後温泉活性化への貢献で感謝状を授与。
地域に根差してきた電通西日本だからこその視点と、電通西日本が持つクリエイティビティを活かし、PR映像を制作する形で、保存修理工事中のPR業務を一部お手伝いすることに。キャッチコピーを「3つのお湯で待ってます。」としてPR映像を2種制作しました。その結果、道後温泉の持つ魅力や情緒をユーモラスに広く発信したとして、道後温泉活性化という点での貢献を評価いただき、道後温泉本館全館営業再開記念式典において感謝状を授与いただきました。

ユーモラスでチャーミングな表現で、より魅力的に発信。
表彰対象となったPR映像は、野志市長ご自身が出演され、落語をモチーフにした「温泉問答」と、松山市出身の友近さんご出演の「道後のワルツ」の2種類です。「温泉問答」では、松山市長・野志克仁が、本気で落語に挑戦!やたら道後温泉に詳しい男の子・かっちゃんと、彼のお誘いをあの手この手でかわす女の子・みさきちゃん。2人の問答の中に道後温泉の個性豊かな魅力や特徴を盛り込みました。「道後のワルツ」では、道後温泉の表情の異なる3つのお湯それぞれの魅力を「3 拍⼦」のワルツで表現!友近さんの⼼地いい歌声とともに楽しむことができます。

実際の動画はこちらから
地域に寄り添い、地域を盛り上げていく。
歴史ある地域の財産を後世まで残していく。その取り組みの一部を担う仕事も、電通西日本の仕事である。感謝状を授与頂き、このことにあらためて気づきました。西日本という地域に根差してきた企業として、地域が持つ魅力を最大限発信していくために、電通西日本の強みであるクリエイティビティとプロデュース力を発揮しつづける。これからも電通西日本は、地元企業・団体と伴走しながら、地元の明るい未来に貢献していきたいと思います。