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Projectプロジェクト

地域ゆかりの著名人とともに自治体を全国にアピール

認知の課題を逆手にとって「市名の読みにくさ」をアイディアに。

四国の西端、愛媛県南西部に位置する西予(せいよ)市は人口3万人ほどの自治体。1,400mの標高差が生む豊かな自然と多様な生態系、そして風土が「四国西予ジオパーク」として日本ジオパークネットワークにも認定されている。以前から全国的な知名度の低さが課題だった西予市。合併20周年の節目に全国にその魅力を発信するプロモーションを行った。市名が「にしよ」や「さいよ」と誤読されることが多いことから、認知を解消しつつ、読みにくさそのものを逆手に取ったアイディアでコミュニケーションを設計した。

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ブランドアンバサダー起用で「顔つき」を作りながら企画をさらに立体的に展開。

西予市を「せいよし」と正しく読んでもらうことをゴールに「セイ、いっぱい!」というキャッチフレーズを開発。セイを「凄」「整」「盛」「勢」などさまざまな意味の漢字に変換することで、西予市にはたくさんの魅力的なコンテンツがある、という企画で展開。また、ブランドアンバサダーとして父親が西予市出身というゆかりのあるモデル・俳優の堀田茜さんを起用。幅広いジャンルで活躍するキャラクター性を活かして、西予市の表情豊かなコンテンツを、まさしく表情豊かに紹介するビジュアルアイディアとした。

情報拡散のキモは初速。都心で、地元で、PRで、ローンチ時に集中展開。

ローンチ時にはウェブ広告を中心に集中的に媒体投下。都心では東京メトロ丸の内線池袋駅にOOHを掲出する一方、地元西予市役所で開かれた記者発表では県内各社メディアが取材に訪れ夕方のニュースで早速報道されました。堀田茜さんが「顔ハメパネル」で表情豊かに西予市を紹介するウェブ動画にちなんで市長が顔ハメパネルでアピールする場面も。またニュースリリースを駆使したPRも功を奏し、ウェブ動画を引き合いにネットメディアを中心に自治体PRとしては異例の掲載数〜拡散が実現しました。

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地域発信のメッセージで、全国を元気にする。

自治体PRにおいて大切なのは、全国1700の市町村の中でいかに「存在感」を作り出せるか。自分と全く関わりのない自治体に興味をもってもらうためには、社会や時代が求めていることと自治体がもっているものの「重なる部分」を見つけて、生活者に自分と関係のあるメッセージと感じてもらう必要があります。今回開発した「セイ、いっぱい!」というフレーズが、全国の人々を応援しながら同時に西予市の人々も勇気づけられれば、こんなに嬉しいことはありません。

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