食に対する県内外の評価ギャップ解消と「お好み焼」「牡蠣」以外の食資産の認知拡大が狙い
民間調査等によると「食事がおいしい」「食事を目的に旅行に行った」という『広島の食』に対する「県外からの評価」は全国で上位である一方、地元・広島県民からの評価は非常に低い状況。さらに首都圏での『広島の食』に対する印象は、「お好み焼」「牡蠣」「もみじ饅頭」といった定番グルメへの認知にとどまっており、「県内外の食に対する評価のギャップ」「その他グルメの認知の低さ」が課題でした。

地元が誇るアーティスト「奥田民生さん」「吉川晃司さん」を応援団長として迎え、“ひろしまは美味しさの宝庫”を全国へ発信
そこで、応援団長として新ユニット「Ooochie Koochie」の奥田民生さんと吉川晃司さんを起用。
広島県出身である二人が「地元の食&誇り」を伝える構図とすることで、『広島の食』に対するイメージアップを図りつつ、「OK!!広島(おいしいけぇ、広島)」のコピーを軸に、首都圏在住者と広島県民のSNS発話を最大化し、来県意向や愛着向上につなげる好循環を生み出すことを目指しました。

SNSキャンペーンや首都圏での限定ポップアップストアなど、広島の“おいしさ”を五感で伝えるプロモーションを展開
首都圏の交通広告やデジタルサイネージを活用し、Ooochie Koochieのお二人が登場するキービジュアルやスペシャルムービーを大規模に発信。また首都圏における広島の魅力発信拠点として、ひろしまブランドショップ TAU、MAZDA TRANS AOYAMAにてポップアップストアを展開。さらには、抽選で広島の多彩な食を巡る100万円ツアー等が当たるSNSキャンペーンなどを実施しながら、話題化を図っています。

オール広島県チームで推し進めることで、地元の明るい未来を作りたい
プロジェクトをきっかけに広島を訪れた多くの方々に、広島の食の魅力を現地で体感していただくため、料理人、生産者や関連団体、民間企業、県内の飲食店との連携による特別なおもてなしを企画しています。
食のPRキャンペーンの枠組みを超え、県外の方々をおもてなしする雰囲気を醸成することで、観光業を通じた県内事業者の収益力向上はもちろん、「美味しさの宝庫」の共感は県民の「暮らしやすい」ことへの共感に繋がり、さらには「広島で暮らし続けたい」という定住意向に繋がる。地元の明るい未来を信じ、オール広島県チームで取り組んで参ります。