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Our capabilitiesプロジェクト&ピープル

「地方銀行」「地元メディア」とタッグを組み、中小企業のSDGs推進をサポートするプロジェクト。

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SDGsに取り組めるのは、体力のある大企業だけなのか?

現代では多くの人々にSDGsが認知されるようになりました。企業としても社会貢献、そして消費者に選ばれる理由のひとつにもなるよう、SDGs活動に取り組み、同時にそのアピールも行っています。
しかし、「SDGsの推進やそのアピールに取り組めるのは、体力に余裕のある大企業だから」と、なかなか活動に踏み出せない中小企業が多いことも事実。地域の中小企業によるSDGsを推進し、さらにはそれを事業に活かしていただいて各地の経済に貢献していきたい。「SDGsプロジェクト」はそんな思いから生まれました。

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銀行・メディア・電通西日本、それぞれの強みを掛け合わせ、中小企業の課題を解決する「SDGsプロジェクト」。

地域の中小企業にとって、SDGsの活動は、関心があってもそのノウハウやコスト面からなかなか実行できないのが現実です。このプロジェクトを進めるにあたり、電通西日本としてSDGs推進ノウハウはあっても、中小企業とのルートや、SDGs活動をアピールする場をどのように確保するかが課題でした。
まず呼びかけた相手が地方銀行です。銀行は地域の中小企業と強く結びつき、経営状況を熟知しているのはもちろん、近年では企業の方から「うちもSDGsに取り組んだ方がいいのか?」という相談が多く入る間柄。地元の銀行は、このプロジェクトを実行するための最適なパートナーでした。
次が地元メディア。地域に特化したプロジェクトの情報発信は、やはり地元の放送局の周知力が圧倒的に強い。地元メディアの地域貢献にもつながると考え、事業共創を呼びかけました。
それぞれの持つ強みを掛け合わせることで、中小企業がSDGs活動へ気軽に、積極的に踏み出せるよう、三者が一体となり動き始めたのです。

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Webサイトを起点に、動画や記事で情報発信。
テレビCMにも展開し、さらに紙媒体への出稿も。

2021年、まず広島からプロジェクトをローンチしました。Web上にプラットフォームとなるサイトをつくり、取材・撮影した動画や記事を発信。各企業のSDGs活動のアピールを開始しました。動画は地元放送局を通じてテレビCMにも展開、記事は新聞広告にも活用しました。中小企業1社ではコスト面で難しかった広告出稿が、数社集まることで可能になったのです。また、銀行本店のスペースを活用し、このプロジェクトのイベントも開催するまで活動領域が広がりました。
このプロジェクトは、2023年4月現在で岡山、山口、愛媛など全国7地域、それぞれ独自のプロジェクトタイトルを掲げ展開しています。

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中小企業のSDGs活動の浸透、プロモーション、雇用促進など。事業をサポートすることで、地域経済への貢献を目指す。

参加した企業からは「自分たちの事業をSDGsの視点で考えるようになった」「もっとやれることがある」などの声をいただいています。また、企業をアピールすることで、従業員のインナーモチベーションUPにもつながりました。自分の働いている会社が世の中に貢献している、それを周囲も知っていることは、社員の満足度向上に大きく寄与します。
プロジェクトの目的は、地域の中小企業の事業を活性化すること、そして、地方の人口流出、それに付随する企業の雇用や後継者不足の課題解決の糸口になること。目的達成のために1社でも多くの企業に参加してもらうことが重要です。このプロジェクトが、元気な地方を持続させる力になることを目指して、これからも活動していきます。

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