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Our capabilitiesプロジェクト&ピープル

香川の地元クリエーター×名物かまどのコラボによる新商品開発プロジェクト。

老舗菓子店の商品開発に、新風を吹き込む。

創業80年、香川の老舗菓子店「名物かまど」は、香川を代表する菓子店。創業者が開発したお菓子が今も主力商品であり、お土産物の需要としては安定しているものの、ロイヤル顧客の高齢化にともない徐々に売上が減少。「次期主力商品を開発したい」「開発生産に対し新風を吹き込みモチベーションアップを図りたい」という想いをお持ちでした。

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各部門から集まったプロジェクトメンバーと商品アイデアを選出。

「若年層を取り込む商品開発を」ということで有名パティシエとのコラボなど他のアイデアもありましたが、「地元との結びつきを大切にしたい」という社長の想いもあり、『地元のクリエーターや料理・パティシエ系専門学校の学生からアイデアを募り、採用商品はその売上げの数%をFeeとして支払う』というフレームでプロジェクトをスタート。生産工場、店舗スタッフ、総務、配送といった各部署から8名のメンバーを選抜し、集まったアイデアをセレクトしました。名物かまど社員の総意としてどんなお菓子が良いか、時間をかけ試作、ディスカッションを繰り返し商品を開発。地元クリエーターや学生だけでなく「自分たちも一緒に作り上げた」という意識づけも図っていきました。

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メディア向け新商品発表&試食会を実施。

発売開始に先立ちニュースリリースを作成し、老舗菓子店「名物かまど」が地元クリエーターらとコラボし新商品開発を行ったことをアピール。かまど発祥の地である坂出総本店で実施した新商品発表&試食会には、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌など地元メディア11社が集まり、各メディアへの露出獲得に成功しました。

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地元企業とともに、課題に取り組み、新しい仕組みやビジネスを作りだすことで、地元の明るい未来に貢献していきたい。

「これからも地元に根ざす企業でありたい」との社長の想いから始まったプロジェクト。コロナ渦、予算、長期間に及ぶプロジェクト、参加メンバーのモチベーション維持の難しさetc… 制約、課題はたくさんありましたが、社長と二人三脚で一つ一つ課題をクリア。結果として名物かまどとしても持続可能な施策となり、社内活性化、社員のモチベーション向上、地元メディアへの露出、何より新しい顧客層の獲得において、良い効果を得られたプロジェクトとなりました。これからも電通西日本は、地元企業と伴走しながら、地元の明るい未来に貢献していきたいと思います。

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