電通グループで連携し、広島県の製造業企業のカーボンニュートラル促進を支援。

高まり続けるカーボンニュートラルの重要性。

温室効果ガスの排出を実質ゼロにするカーボンニュートラル（CN）。温室効果ガスの排出が規制されるなか顧客から削減要請をされたり、環境配慮に取り組んでいない企業は人材確保も困難になるなど、昨今、製造業を中心にCNに取り組む必要性が高まっています。CNに取り組まなければ、企業の持続的な成長・存続が困難になってきているといっても過言ではない状況を迎えつつあるのです。

電通グループだから可能なCN促進支援とは？

製造業に対し、コンサルティング＆ソリューション提供により課題解決を図っている電通総研。国の動向や世界の潮流をウォッチする電通。メディアとして情報発信力やコミュニティ構築力を持つ中国新聞社。コンテンツやデザイン制作、事業全体のプロジェクトマネジメント力を持つ電通西日本。電通グループとメディアの力を掛け合わせ、広島県やプロジェクトに参画する複数の企業に向き合い、CNを促進していくために立ち上がった広島県から受託したプロジェクト。それが「ひろしまものづくり カーボンニュートラルビジネスプロジェクト」です。「何から取り組めばいいのだろう？」「CO２排出量の算定方法って？」「CNに対する社員の意識を高めるには？」etc…様々な「？」に、様々な方法＆支援で応えていき、CNに取り組む企業を増やしていくために、2023年6月に立ち上がりました。

コンサル×クリエーティブ×コミュニケーションでプラットフォームを構築。

2023年度は製造業を中心に、広島県内の20社に対してCNのコンサルティングを実施。プロジェクトの特設WEBサイトを立ち上げ、CO2排出量算定方法についての説明動画など、初動を支援するコンテンツを展開。またセミナーを複数回開催し、CNへの取り組み方や先進事例などの紹介、企業同士の情報共有の場を提供。新聞記事による発信も行い、プロジェクトの認知拡大も図りました。電通グループとメディアがタッグを組むことで、「伴走支援」「意識醸成」「コミュニティ形成」を一体的に推進し、CN促進の価値を地域に浸透させていきました。

地域の企業の発展と、その先にある社会に貢献したい。

企業のCN促進を支援することは、企業の存続・発展に寄与することになります。そして企業をとりまく社会全体、地球環境への貢献という意味でも大切な仕事です。電通グループは「B2B2S（B to B to Society）」、顧客とその先の社会に貢献することを価値創造モデルとして掲げており、それを体現するこのプロジェクトは、これからも地域社会へ役立つものとして進化していきます。