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入社後に専門分野の知識と経験を、ゼロから積み上げていける電通西日本。電通グループのネットワークによる出向を経験して、ステップアップした社員ふたりのクロストーク。東京から地元の関西にUターン転職した紺谷と、新卒で憧れの広告業界に飛び込んだ大原が、それぞれの思いを本音で語りました。
Shotaro Kontani
紺谷 尚太郎
2018年中途入社。奈良県出身。名古屋大学を卒業後、2年程度エンターテインメント業界で動画配信サービスのマーケティングや新人アーティストのブランディング業務に従事。電通西日本に転職し、大阪本社でデジタル広告のプランニング・運用ディレクションを中心にデジタルビジネス全般を担当。2年間の電通グループ内の別会社への出向を経て、統合プランナーとして現在に至る。
Moe Ohara
大原 萌
2022年新卒入社。大阪府出身。関西学院大学を卒業後、広島支社ビジネスプロデュース部に配属され営業を担当。2年目からデジタル領域の業務に携わり、電通グループ内の別会社に4カ月間出向。2024年12月に出向前の部署に戻り、デジタル担当として現在に至る。
Let’s talk!!
大原
高校生のころから広告に興味がありました。受験のときに励ましてもらったり、落ち込んだときにスカッとした気分になったり。いろいろな節目で、テレビCMに影響を受けてきたのです。大学では広告を学べる学部とゼミを専攻して、就活も地域に根ざしている広告会社だけに絞りました。好きなことを突き詰めて出会えたのが、電通西日本です。
紺谷
学生時代から広告への思いが強かったんですね。私の場合は、マーケティングやプランニングの力を使って新規性の高いビジネスを生み出したくて、就職先を選びました。前職のエンターテインメント企業では、世の中の凄まじい変化を日々感じていましたが、その変化をリードするデジタルの波を乗りこなすべく、存在感を放っていたのが電通グループです。
大原
そうだったんですね。電通西日本に転職する決め手になったのは何ですか?私の場合は「人」でした。選考の過程で出会った方々の前では、自分を飾ることなく素直に接することができたのです。面接後のフォローも手厚くて、1対1で寄り添ってもらえました。「こんな人たちと一緒に働きたい!」という気持ちがどんどん大きくなったので、内定を受けたときは本当に嬉しかったです。
紺谷
ええ会社やなあ(笑)。人と人の距離は、いい意味でとても近い会社ですよね。私の転職の決め手は2つありました。広告業界そのものが過渡期であること。そして、電通西日本なら専門分野に固執しない幅広い仕事ができると思ったことです。変化に飛び込める環境で、新しいクリエイティブやビジネスの枠組みをつくりたいという目標に、挑戦できる可能性を感じて入社しました。
大原
新しいビジネスに挑戦したいという軸が、しっかりある転職だったんですね。
大原
「人がいい」という印象は入社後も変わりません。コミュニケーションが好きな人たちの集まりなので、知れば知るほど魅力的な人が多い会社だと感じています。新入社員研修で、電通グループの同期と一緒に学べたのもいい経験になりました。各部署やグループ会社が、それぞれどんな仕事をしているのか。それを知ったうえで、同期のみんなとオンラインやオフラインで交流できたことが、今でも大切な財産になっています。
紺谷
新入社員研修については、中途採用だったので大原さんとは違いますが、仕事の幅や提案の深みが増すような知識を習得できる研修体制は整っていると思います。入社直後に配属されたのは、デジタルの力でクライアントの課題を解決する部署でした。前職の経験がそのまま活かせる業務内容ではなかったので、ほぼゼロから知識と経験を積み上げてきた感じです。それでも、仕事のおもしろさを感じる瞬間は、たくさんありました。
大原
私も最初に配属されたのは営業職だったので、翌年、デジタルの部署に異動になったときは不安でした。もともとデジタルに強いわけではなかったので、営業にしがみつきたい気分だったんですよ(笑)。でも、ここでも人に恵まれて、デジタル分野のアップデートの速さに対応する大変さとおもしろさを感じ始めたころ、出向することになりました。紺谷さんも出向されたんですよね?
紺谷
電通グループ内の別会社のプランニングセクションに2年間出向していました。突然だったので驚きましたが、もともとやりたかった幅広いプランニングができる出向先だったので、この変化も楽しみたいと思いました。大原さんの場合は、若手社員にはいろいろな経験をしてほしいという出向ですよね。専門分野について深く学べるチャンスだったのではないでしょうか。
大原
はい。私の出向先は、電通グループ内のデジタル運用に特化した会社です。本当にありがたい、学びの4カ月でした。
大原
研修のような出向だったので、カリキュラムがしっかり決まっていました。前半は少人数講義形式で、後半は個別指導形式の授業を受けていた感じです。スキルアップできたと感じる点は+αの考え方や出向前には対応できなかったような作業ができるようになっていて、トレーナーの方に言われてはじめて自身の強みとして備わったのだなぁと実感できました。クライアントが求めていることはなんだろう、どんな伝え方だとわかりやすいだろう、など先回りした考え方は初期配属であった営業時代に先輩から教わった思考回路として今回の研修でも併せてレベルアップできたのかなと感じています。 出向期間にGoogle広告認定資格やYahoo!広告認定資格も取ったんですよ。出向先の本社が仙台にあり、美味しいものを食べて、観光スポットを巡ったのもいい思い出です(笑)。
紺谷
私の出向は、上級プランナー育成1000本ノックを日々受けているような感覚でした。ダイレクト領域の統合プランナー業務を中心に従事していたのですが、先輩も後輩も何かしらのスペシャリストで、最初はついて行くのに必死でしたね。打席に立ちながら、フォームを覚えていった感じです。その結果、上流から課題を捉える視点が身につきました。クライアントの課題は多種多様ですが、解決するためにやるべきことの本質は同じ。それぞれの案件で真剣に考えた事例が増えると、より精度の高い提案ができることを実感しました。出向によって、クライアントのためにできることの選択肢が広がったと思います。
大原
最強のプランナーとして電通西日本に戻られたという話が、広島支社にも聞こえてきています。
紺谷
いやいや(笑)。大原さんが出向された会社は、大原さんたちが出向第一期生だったんですよね?
大原
はい。出向前はWEB広告の配信を発注する側だったので、受注する側になって分かったことがたくさんありました。ここまで細かく丁寧に対応してもらっているのか。こんな発注をされると困るな。そんな発見がいっぱいだったのです。両方の立場を経験した1期生として、得たものが大きいだけに責任も感じています。電通グループのネットワークがあるからこそ、できることですよね。
紺谷
そうですね。出向だけでなく通常の業務でも、グループの総合力は大きな強みだと思います。
大原
目の前の目標は、出向の学びを仕事に活かすことです。発注する側と受注する側の架け橋になれたらいいな、という気持ちも生まれました。入社前から変わらない夢は、仕事を通じて地域を元気にすること。幼いころから家族の転勤が多くて、日本各地で暮らしてきました。なかでも、西日本のみなさんにはお世話になったので、恩返しをしたいと思っています。地域のクライアントに寄り添うことで、自分が広告からもらっていた勇気や感動をたくさんの人に届けられる。そう思うとワクワクしてきます。
紺谷
経験を積めば積むほど、地域のみなさんに還元できることが増えていくと思いますよ。私の目標は、新しい事業を開発することです。これは、新卒のころからずっと変わっていません。事業の上流へ行くにつれて、つくり出す側の挑戦に魅力を感じています。電通西日本と電通グループのネットワークを活かせば、それができるという思いは強くなっているので、これから先が楽しみです。
大原
紺谷さんがやりたいことの軸は、やっぱりブレていないですね。就活生のみなさんは「自分のやりたいことって何だろう?」と迷ったり、思い通りにならなくて落ち込んだりすることもあるでしょう。そんなときは、勉強や部活など学生時代にいろいろなことを乗り越えてきた、自分の直感に頼ってみるのもひとつの方法だと思います。
紺谷
このご時世に自分の10年後をイメージするのは、とても難しいですよね。まず20代をどのような環境で過ごし、どのようなチャレンジをしたいか、そこにフォーカスして考えてみてはどうでしょう。あとは大原さんと同じで、その仕事や会社に縁を感じるかどうかは、自分の直感だと思います。
大原
出向を経験した今、実際にやってみないと得られないものがたくさんあると感じています。20代は、迷ったらとにかくやってみる。その経験が増えることによって、イメージを超えられるのではないでしょうか。
紺谷
私も電通西日本に入社してから、予想していなかったことをたくさん経験してきました。予想がつかないほど仕事の幅が広い会社なので、その都度、自分で選択できるのはおもしろいですよ。
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