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地域別対談CROSSTALK

広島から昇る太陽たち

2025年1月に『言いたいことは小5レベルの言葉でまとめる。』を出版した広島支社のコピーライター手代木聡に、広島生まれ広島支社のムードメーカー竹井美夏がインタビューしました。

トークメンバーMEMBER

So Teshirogi

手代木 聡

電通西日本CXクリエイティブディレクション1部
クリエイティブディレクター/コピーライター
2006年に電通西日本に入社。岡山支社に12年、神戸支社で5年、2024年4月より広島支社駐在。東京都出身。

Mika Takei

竹井 美夏

電通西日本トランスフォームビジネスプロデュース室トランスフォームデザイン部
広島出身。2021年新卒入社。関西の大学を卒業後、地元に貢献できる仕事を求めて電通西日本に入社。メディア部テレビ担当を経て、現在はデジタルを中心とした統合プランニングを担当。

Let’s talk!!

竹井

この度はご出版、おめでとうございます!
手代木さんが本を出版した!という話を聞いてびっくりしました。

手代木

ありがとうございます。そうなんですよ!これまで仕事で経験させてもらったことや、コピーライターとして制作の現場で考えてきたことを、言語化で悩む一般の方に向けた本の企画として出版社に提案したら、数社からオファーが舞い込みまして。

竹井

それが、『言いたいことは小5レベルの言葉でまとめる。』

手代木

結局、言葉はカンタンでシンプルじゃないと伝わらないぞっていう。

竹井

企画書も長々と書いてもクライアントさんに見てもらえないですもんね。

手代木

コピーライターとして、いかに削るか、短くするかといったことを日々やっているので、そのあたりのことを、一般の方にお伝えするような内容になっています。

竹井

大好きな自分の会社の名前が冒頭に出てくる本、めちゃくちゃ嬉しかったです!(笑)
ちなみにわたしは結構本を読むし、活字も好きな方なのですが、この本とにかく読みやすい!

手代木

ありがとうございます。なんだったら本は苦手、という方にも手に取ってもらえたらと思って書きました。言語化が苦手な方は、そもそも本には苦手意識あるんじゃないかと。

竹井

特に最近はSNSから情報を取っている人も多いので、じっくり本を読む時間は取れないといった人が多いかもしれませんね。

竹井

手代木さんとお話しているとサクサク物事が進むというか、とにかく円滑にコミュニケーション取られる方だなとずっと思っていたのですが、実は何か日々のコミュニケーションのなかで気を付けられていることがあるんですか?

手代木

コミュニケーションコストを下げるということかな。みんな忙しいからできるだけ相手に余計な負担をかけないようにする。と言いながら、自分も出来ていないことはたくさんありますが。「あのデータまた送ってもらえない?」などは、相手に余計な負担をかけてますよね。

竹井

確かに!仕事でもコスパ・タイパは重要ですよね。
本の中で特にドキッとしたのは、『言葉にするときは、一口サイズに切ってあげる』。ああ、だから私は話が長いのか、オチ迷子になるときがあったのか…と気づかされました。

手代木

そうですね、カステラも1本まるごと出されたら食べにくいけど、一切れごとに切ってあったら食べやすい。言葉も同じで、長文でドカッと送らず、小分けにしてあげると、相手も受け取りやすく、伝わりやすくなると思います。
この本の中では「サビ頭」の話をしていますが、大事なことは先に伝えちゃう。オチは難易度高いから、私はふだん使わないように諦めてます。ほぼスベるし。

竹井

手代木さんって、電通西日本でもう20年近く働いているかと思いますが、なぜこの会社に入社しようと思ったんですか?

手代木

もともと東京の制作会社でコピーライターをしていたんですね。当時はもう深夜まで働くのが当たり前の時代で。
クルマの仕事が多かったんですが、新車が発売されるまで約半年間働き詰めで、それが終わるとまた次のクルマの仕事が始まるって生活をずっと繰り返していまして。自分の企画が通ることなんて全然なくて。
そんな時に思い切ってカンヌ広告祭(現在は、カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル)にいってみたら、日本から数少ない賞を獲っていたのが電通西日本だったんですよ。

竹井

あ、聞いたことあります。赤松さんじゃないですか。

手代木

そうです、当時松山支社にいらっしゃった赤松隆一郎さんが松平不動産という会社のCMでカンヌを受賞されていて。赤松さんに聞いたら、決裁権のある社長さんに直接プレゼンできる、と。
大規模なナショナルクライアントではなく、地域の仕事の方が面白いことができそうだ!と思ったのが入社のきっかけです。なんて夢のある会社なんだと。

地元の制作者の交流をつくるために広告団体を設立

竹井

最初は岡山支社配属でしたよね。
東京から、岡山で働き始めていかがでしたか?

手代木

最初は、制作費の管理から、撮影の手配まで、一人で行う領域が想像以上にあってすこし戸惑いましたね。

竹井

こんなはずじゃなかった、と?

手代木

ええ。でも、捉え方を変えたら、自分でできることがたくさんあることってすごく魅力だと思んですよね。思ったことを実現化するために動ける、それを応援してくれる土壌もある。

竹井

岡山時代に、思い出深い仕事などはありますか?

手代木

岡山に住み始めて最初に気づいたのは、広告クリエイター同士のつながりがないことだったんです。そこで地元のクリエイター同士がつながって切磋琢磨できる団体を作ったんです、岡山広告温泉という。

竹井

温泉って?

手代木

地元でつくった広告を展示して、一般の方に、まるで温泉のように広告にほっこり浸かってもらおう、というイベントですね。

竹井

そんなこともされていたんですね。

手代木

会社も地元のメディアさんからも応援いただいて、人脈も広がりました。

好きな仕事ができて、まわりから応援までされちゃう会社。それが電通西日本!

手代木

会社員をしながら、本も出せるなんて、なんていい会社なんだと! (笑)

竹井

改めて、手代木さんの仕事の幅、そしてこの会社で実現できることの多彩さを感じました…!
その根底には、手代木さんがいつも意識されている”コミュニケーションの作り方”があるんだと思います。
光栄なことに、私も人前でお話する機会を多く頂くようになってきたのですが、「モノ」を持たない、アイデアで勝負する会社だからこそ、貪欲にコミュニケーションのプロを目指していきたいです!
手代木大先生、貴重なお話をありがとうございました!!

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