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地域別対談CROSSTALK

電通西日本とスポーツビジネス

地域の有力コンテンツであるプロスポーツチームとどのように電通西日本は向き合っているのか。向き合っていくのか。執行役員と、プロスポーツ プロジェクトリーダーの二人が熱く語り合いました。

トークメンバーMEMBER

Tomoki Matsuda

松田 智基

電通西日本 広島支社ビジネスプロデュース部 兼 プロジェクト推進部。広島出身。東京の大学を卒業後、電通西日本に2008年新卒で入社。大学時代はスポーツマネジメント、スポーツマーケティングを学ぶ傍ら、プロ野球球団で有給インターンシップとして3年間勤務。電通西日本入社後は一貫して広島支社に勤務。メディア部を経て現在のビジネスプロデュース部でプロスポーツチームや地元のインフラ企業等を担当。

Tetsuo Tachibana

橘 哲生

電通西日本 執行役員 広島支社長、プロジェクト推進部部長。 これまでビジネスプロデューサーとして大手アパレル企業等、多くの民間企業、地方自治体を担当。また、全国企業(情報通信・流通)のエリアマーケティングの推進にも従事。現在、地方自治体、地銀、BtoB企業、プロスポーツ等へ向けた多くのIGPプロジェクトを電通グループ連携で全社推進する。 兵庫県神戸市出身。

Let’s talk!!

なぜ電通西日本がプロスポーツチームと向きあうのか

当社は経営理念に、「Best Solution Partner &Business Producer For The Region.」を掲げ、地域の課題解決と、地域の新たな価値の創造を行っています。その中で、いくつか地域の課題が挙げられますが、若者の転出超過が地域の大きな課題になっています。その解消のためには、地域にとどまる理由、地域に戻る理由を作るしかないなかで、プロスポーツチームの存在は、大きな理由になると思うんですよね。

松田

おっしゃる通りですね。私自身も広島から東京の大学に進学しましたが、カープとサンフレッチェの仕事がしたくてこの会社にUターン就職しました(笑)。

私は今年、広島に初めて赴任して、実際に広島に暮らし始めて、プロスポーツチームの地域の根差し方が深いと感じています。他県から会い来てくれる多くの方が「カープを見て一泊したい」と。経済効果としても大きいですよね。

松田

まさに「スポーツツーリズム」ですね。我々も色々とお手伝いさせて頂きましたが、昨年広島市内の中心部にできたサッカースタジアム「エディオンピースウイング」が出来たことによって、試合日の前後にアウェイチームのユニフォームを着たサポーターを多く目にするようになりました。土曜日にサッカーの試合を観戦して、翌日は宮島に行ったり広島観光をして帰る、といった「スポーツ観戦」と「観光」を一緒に楽しむ人が増えてます。
一方で、広島県在住の人の満足度も間違いなく上がっていると感じます。以前は、試合観戦後に広島市内に戻って一杯飲むという流れはほぼ皆無でしたが、「エディオンピースウイング」が出来た今は、広島市内の繁華街も徒歩圏内なので、試合後多くのサンフレサポーターが流川や横川で勝利の美酒を堪能されていますね。エディオンピースウイングが出来たことによる経済効果は1試合につき11億円と言われています。この数字は地域にとってはとても大きいですね。

メディアと共にプロスポーツチームと向きあう。

松田さんは、サンフレッチェのファン感謝デーをプロデュースしたり、メディアと一緒にプロスポーツチームと向きあって地域を盛り上げている印象があります。

松田

メディアの発信力がすごく大事だと感じています。これまでメディアにとってはプロスポーツチームは「中継をする」「番組を作る」「ニュースのネタをみつける」という関係だったかも知れません。電通西日本としては、メディアと一緒に協業して、プロスポーツチームのコンテンツパワーを活用したイベントコンテンツをプロデュースしています。直近では、中国放送(RCC)と一緒にサンフレッチェ広島のファン感謝デーを実施しました。

Jリーグのチームのファン感謝デーが地上波のTVで生中継されるのは全国でも広島だけじゃないかな?

松田

おそらくそうだと思います。昨年から、エディオンピースウイングが出来たことをきっかけに、RCCさんの主催という形でサンフレッチェ広島のファン感謝デーを開催しているのですが、もともとRCCさんは広島東洋カープのファン感謝デーをやられている実績があり、そのノウハウを上手く活用できた例ですね。昨年はサンフレッチェさんから連絡を貰って僅か1ヶ月ちょっとで開催にこぎつけました。笑 ウチのBPやRCCさんの営業さんも頑張っていただき、協賛社もたくさん集まりましたね。本当に有難いです。

最近、少しずつですが、プロスポーツチームから「知見を貸してほしい」という依頼も増えています。松田さんには、カープとサンフレ担当、という立場をさらに超えて、電通西日本地域のプロスポーツチームにノウハウを展開していってもらいたいですね。

松田

西日本地域には、今年J1リーグに上がってきて地元が非常に盛り上がっているファジアーノ岡山や、J1リーグを2連覇中のヴィッセル神戸など高いコンテンツパワーを持っているチームだったり、自前のアリーナを持っているBリーグの神戸ストークスなどこれから成長が期待できる楽しみなチームが多いのも特徴だと思います。これらのチームにもこれから貢献していきたいですね。

地域の未来を見据えて。

スポーツというコンテンツは、世代を超えて永く愛されるものだと思います。

松田

カープは三世代で愛されていますし、数年前に30周年を迎えたサンフレッチェも親子でクラブを愛す方も多いですね。

子どもの頃に接したプロスポーツチームが魅力であればあるほど、チームを通じて「地域」を愛する人が増えてくる。すると、冒頭に話をした「転出超過」問題も解消されていくのではないでしょうか。

松田

プロスポーツチームの存在だけで「転出超過」が解消されるのは難しいかもしれませんが、間違いなくプロスポーツチームの存在は、地域の魅力を上げる重要な要素だと思います。他県の人によく言われるのですが、広島は人気のプロ野球球団があって、強いJ1のチームやBリーグのチームもあって羨ましいと。転出超過の課題解決に向けて、行政を中心に色々な取り組みが検討されていますが、我々としては、プロスポーツを活用した課題解決の提案にも力を入れていきたいですね。

広島は全国的に見ても、プロスポーツが盛り上がって成功しているエリアですが、地域に多く存在するプロスポーツチームの経営が全て上手くいっているか、というとそうとも言いきれません。地域を盛り上げる有力なコンテンツになるためには、継続的に収益を上げことが必要となり、多くのチームが苦労されています。地域にとってチームは大切なものですし、チームにとっても地域の応援は欠かせないもの。地域とチームの相互関係を保つためには、チームからの地域還元、地域からの応援継続、この二つを我々がサポートしながら、「地域の発展」「地域の未来」を見据えてプロスポーツチームと向きあっていく必要があると感じています。

松田

地域に根差す私たちの使命ですね。

プロスポーツチーム、地元企業、地元メディア。様々な人たちと「これから」一緒にスポーツビジネスを盛り上げ、地域を元気にしていく。そのヤリガイを感じてもらえたら幸いです。

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