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誰もが安心して働ける職場づくりにつなげていくために、どのような視点が必要なのか?「多様性」や「DEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)」や「LGBTQ+」という言葉をどのように受け止めたらよいのか?
若手社員と、DEIを社内でけん引するマネジメント職が本音で語りました。

Miho Okamura
岡村 美穂
1998年中途入社。
津田塾大学を卒業後、国内航空会社で客室乗務員として勤務したのち電通西日本に入社。入社以来、管理部門に所属。現在は広島支社と本社の管理部門を兼務し、DEIも担当者として推進中。広島県出身。

Daiya Myoutai
明代 大弥
2022年新卒入社。
山口県出身。
広島の大学を卒業後、広島支社メディア&プロモーション部に2年半所属。その後、松山支社ビジネスプロデュース部に異動、現在はBtoB企業や食品メーカー、公営競技事業など様々なクライアントを担当。日々修行中。
Let’s talk!!

岡村
最近社内外問わず「多様性」という言葉が良く出てきますが、明代さんは「多様性」についてどう感じていますか?

明代
入社するまでは、考えたこともないフレーズでした。
高校時代に野球部に所属していたのですが、そこでは徹底的に、「これが正しい」を叩き込まれてきましたので(笑)
ただ、入社してからは研修で耳にすることが増えたり、「多様性」を意識しながら業務に取り組むことが増えたりしてきました。
この会社もいろいろな人がいますし(笑)

岡村
それは自然な感覚と思います。多様性は、性別や年齢、国籍だけでなく、価値観や働き方の違いも含まれます。
例えば、社内でクライアント課題を議論する場面でも、異なる視点からアイデアが出ることで、より良い解決策が生まれることもあります。


明代
そうですね、まだ自分も入社4年目ではありますが新入社員と会話した際、知らないフレーズや変わった視点、同じ元高校球児でも考え方が違うなと、斬新なアイデアや考え方がすごく刺激になっています。

岡村
それはまさに多様性の力ですね。その違いを面倒だと感じることなく、価値として受け止めることで、チームの可能性が広がります。

明代
なるほど。でも、違いがあると、コミュニケーションが難しくなることもありますよね。相手のことを考えようとするあまり、言葉が出てこなくなっちゃいます。。。

岡村
そうですね。だからこそ「違いを理解しようとする姿勢」が大切です。完璧に分かり合う必要はなくても、まずは「知ろうとする」ことから始まります。

明代
それなら自分にもできそうですね!
自分は突発的に話してしまうクセがあるので、まずは相手の話をよく聞くことから始めてみます。

岡村
素晴らしいですね。多様性は、個人の成長にもつながります。
多様性から派生して、「DEI」に関してはどんな印象を持っていますか?

明代
「DEI!!」先日社内での情報共有会で、ご説明がありましたよね!
正直、そこでお話を聞くまでは全く知らないワードでした。
Dのダイバーシティは「多様性」っていうのは学生時代から聞いてきた言葉ですので分かるのですが、EのエクイティやIのインクルージョン??はどう違うのか、よく分からなくて。

岡村
いい質問ですね。
「エクイティ」は“公平性”を意味します。みんなが同じスタートラインに立てるように、必要な支援をすること。
「インクルージョン」は“包摂”です。多様な人が安心して意見を言える、参加できる環境をつくることなんです。

明代
なるほど。それって、身近なところでいえば、例えば育児中の社員が働きやすい制度を整えることも、エクイティにあたるんでしょうか?
最近、松山支社の先輩も育児と両立している方が増えていて(育休取得や在宅勤務の活用など)その効果の表れかもしれないと思いまして。

岡村
まさにそうです。特に、育児はママだけの問題ではなくパパも当事者になるわけです。
DEIの観点はこのように、当社においても日々のコミュニケーションやチームのあり方にも影響を与えてくれています。
また話が変わるのですが、「PRIDE」という言葉は聞いたことはありますか?

明代
「DWJプライドをもって働く」、テーマ的に絶対違いますよね。
今回のテーマにおける「PRIDE」とは?


岡村
「PRIDE」とは、LGBTQ+などの性的指向や性自認に関する多様性を尊重し、支援する社会的なムーブメントです。
明代さんがいうように、世の中的にもLGBTQ+に関する取り組みが少しずつ広がってきていますが、明代さんはどう感じていますか?

明代
私はお笑いバラエティが好きなのでよく見ますが、番組内容も変わってきたなーと。
LGBTQ+の人も出演していたりと。
ただ正直、まだ自分には遠い話だと思っています。
ただ現状仲のいい友人や周りの方にいないと思い込んでいるだけで、もしかしたら身近にそのような悩みを抱えている人がいるかもしれませんね。
そう考えると、より発言に気をつけたり相手の話をよく聞いたりすることを意識すべきですね。

岡村
それは大きな意識改革と思います。
遠い話と思う一因は、LGBTQ+の当事者の方は、自分からなかなか言い出しにくいことも影響していると思います。
そのように遠慮している社員も、安心して自分らしくいられる職場づくりというのは重要で、それは誰にとっても働きやすい環境につながります。

明代
確かにそうですね。自分も遠い話と思っていたこと自体が、無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)だと気づきました。
これまで、言葉の選び方とか、何気ない会話の中で、知らないうちに誰かを傷つけてしまっているかもしれないです。いや、傷つけてきたんでしょうね。。。反省。

岡村
その気づきがとても大切です。
例えば「パートナー」という言葉を使うことで、誰にでも配慮した表現になります。
社内でも、性のあり方に関係なく使える制度や表記を見直しているところです。

明代
そういう配慮があると、誰もが安心して働けますよね。
自分も、業務内に限らず普段の生活からより意識し、行動してみようと思います。

岡村
ありがとうございます。
ちなみに、PRIDEは「誇り」という意味でもあります。
「多様性」の視点を大切にし、誰もが自分らしく働けることを応援していきたいですし、こうした小さな工夫の積み重ねが大切と思います。
これからも、みんなが安心して楽しく働ける職場づくりを一緒に進めていきましょう。
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